ラブハーレ❤

セラオタヅカライフ

小坂明子45周年記念 美少女戦士セーラームーン Music History Supported by Pretty Guardians 感想

行ってきたよ!タイトル長いな。

 

 

わたしは1日目の夜しか取れなかったので、1日目の夜のレポです。
(この日の、思い出してあなたを、旅立ち、それぞれのエレジーは歌詞が全て最初のバージョンでした。)

 

ステージの背景は白い布がドレープをかけて吊り下げられてました。客席向かって左側にピアノ。
 
会場はフラットな床にパイプ椅子を限界まで敷き詰めただけなのでめちゃめちゃ狭かったです。
前に男性来られると暗転かよ、ってくらい前が見えません。もう心の目で見るしかない。
 
編集が終わらないのでざっくりのまま公開します、気がむいたら編集します。

メモに近いので読みづらいですごめんなさい!


 
オープニング二曲は小坂先生ピアノソロ。
その後I Miss You で小坂先生とアンザのデュエット


「いつか作曲してくれる小坂先生とデュエットしたかったの!」というアンザ。
 
顔をくしゃってして笑うとことか変わらないんですね。ロックバンドやってても可愛い〜。
 
私はアンザを最後に見たのは瞳子主演のアイーダでアムネリスを演じた時でした。

お顔を見るのは約10年ぶりでしたが本当に変わらなすぎて、これが幻の銀水晶の力か…!

 

各キャラクターを演じたキャストが参加してそれぞれのエレジー

おお…懐かしい。運命が迎えにくるやつ。

みやざわさんって何気にヴィーナスからその後敵までやったりして何気に残った人だったね。美人だなと思ってたけど年齢重ねても美人は美人か!


 
それぞれのエレジーの歌唱後、マーキュリーが倒れるシーンの編集について。


「"わたしたちはー"…ざんざんざんざんのところで一回録音切って「あなたのー…中に」と繋がるようになっているそうです。
(この、"ざんざんざんざん"というのも小坂先生がトークで使ってた表現そのままです。)録音で公演回るから、自由に歌わせてあげたかったとお話されてました。


わゃわちゃ話しながらギャラクシア云々と言ってたんだけど忘れました。

覚えてる人いたら教えてください。


 
なお、バンミュは楽曲を先に仕上げて、その後脚本が上がるからキャストに合わせて作曲していたということでそのキャストに合った曲が作られていたというお話も。だからバンミュは楽曲と話の繋がりがわりとナチュラルだったのか〜と納得。
 


その後お待ちかね大本命の早苗は青いドレスで登場ショートカットが美しい。
ほんとうつくしい。意味がわからない。なんで現役じゃないのにあんなに美しいの。


 
お歌の前にトーク。早苗が小坂先生のところでベビーシッターをしていて、(まじか)先生の仕事が忙しすぎたある日のこと。階段のところで倒れていた小坂先生を発見する早苗!しかしそれはなんと倒れていたのではなく倒れるように寝ていた先生の姿でした。先生多忙すぎる。
 


ふんわりお話して楽曲の紹介に移る。うそー!!今出てきたばっかりじゃん!!!
早苗はOver the moonを一人で歌っておしまい。紹介の時に、セレニティの歌なんですけど私が歌ってました、と。うんうん、知ってる知ってる。めちゃくちゃ聴きまくってたから!かわいい〜喋ってるの昔と変わらなくてかわいい〜。ほんとかわいい。

 

早苗がはけてアンザと途中からもっちーのLonely Distance。

 

マモちゃんのセリフではもっちー
「アンザ、youtubeやDVDで過去の公演を見るたびに懐かしくなるよ(要約)」
と、バンミュキャストならではの笑いの要素で客席を沸かせ、歌いながらアンザも笑ってしまう全く切なくないナンバーになっていました。


 
小坂先生、アンザ、もっちーの三人で少しトークを挟み、アンザともっちーでYou're my Jewelry.


この曲を「天野くんがいつも楽屋で練習していて、毎日俺は隣で聞いていたんだよ」とお話するもっちー
 
天野くんのタキシード仮面、ナチュラルでかっこよかったの。
ふみなムーンはみゆきムーンより不人気気味ですけどね、わたしは初めて見たとき、原作に近いなと思いました。原画集のうさぎちゃんとか、似てると思うんですよ。特にVol.3くらいの。

 

細くて綺麗でさ。
 
なので、この甘くてフレッシュで可愛い雰囲気の曲は史奈と天野くんの新しいペアにはとても合っていると思ってました。
 
その後もっちーがスタンドマイクとジャケットをごそごそと用意し、繋ぎはアンザと小坂先生のトーク


   
トランシルバニア編の楽曲の話しになると、楽曲はモスクワでオケの録音をして、あちらはみなさん恰幅がいいからシンバルとかもジャーン!ってすごかったのよ、という小坂先生。たしかに。
 
日本のオケだと大きめな楽器は体の大きめな方がやってるけどそもそも海外勢は骨格が違うよね、と聴きながらものすごい太った人をイメージする。ちなみに、トランシルバニアの森のCDのブックレットにも小さく画像が掲載されております。
 


小坂先生はみんなが譜面読めないからデモテープで全部歌ってて、キャストはそれを聞いて覚えていたらしいです。コアトルの悲劇でダークプラズマンのパートも歌ってると言ってました。それめちゃくちゃ聞きたい。


 
その後もっちーがスタンドマイクで歌い、曲の流れでひかりさんと入れ替わり。
 
そう、ひかりさんといえば退団後の早霧せいな主演のステージに出ていたり(しかも安寿ミラさんもいるよっていう)現役でステージに出ているうちの一人なので、
 
出てきた瞬間の雰囲気が現役!


Inoccent Demandのコーレスもありつつ孤愁期を歌ってその後吉岡さんが赤いドレスで登場。

 

吉岡さん、昔より若返ったのでは?というくらい可愛かったです。


時満みちて降臨では公演中にひかりさんが泣いてるのをみて吉岡さんもぐっときていたそうですが、客席もぐっとくるっていうか客席は泣いてましたよ。


今でも、映像見てもあのシーンはかなりパワーがあります。見ると泣いちゃう。
 
「スリーライツじゃなくてワンライツだけど、」という曲紹介からの火球王妃とスリーライツ。

 

そこで、ひかりさんがいて、普通に終わるはずがない、という期待を見事に裏切らないお二人。


きぼうのひかりー、伝説のひかりーを、でひかりさんをちらちら見る王妃さま。
ひとりーひとりーのところで王妃パートをしれっと歌うひかりさん。


二人とも笑ってるんですけど、こういうところがあのスリーライツと王妃様だと思いました。ほっこりしたよ。

 

その後吉岡さんと小坂先生お二人でトーク
 
吉岡さんは劇団四季時代にオペラ座の怪人でクリスティーヌをされているんですが(wiki参照)、オペラ座の怪人に出たって言うよりもセラミュに出たの、って言うと海外で驚かれると言ってました。
 
セーラームーンのワールドワイドさ、さすが20周年記念からいつの間にか公式が25周年にしれっと変わるだけある。

 

それから、冬杜先生から「吉岡さんにはとびきり難しい曲書いて」との要請があり、そのためこの方も永遠伝説の伝説の一部になったんですね。

 

しかしどう考えても歌だけで銀河を救える歌唱力ですよ。
 


トークの中で小坂先生から、結構ハイキャリアなのに吉岡さんはおちゃめよね、って言われてて、確かにクラシック系でお歌を歌ってる人だと仁科さんとまでは言わなくてももう少し物静かな感じというか、やはり雰囲気が違う人の方が多数ではあるのでしょう。

 

でも吉岡さんって永遠伝説のパンフとかでも面白い人というかそういうのを良い意味で感じさせない印象の人でした。

 

そして、20年ぶりに聞く時満ちて降臨はとても優しくてあたたかな歌でした。

 

そろそろキャストの流れ的に終わりかなという頃、思い出してあなたを、でアンザ再登場。

 

小坂先生と冬杜先生は、観劇に来てる子供たちが大人になっても歌える曲を、ってお二人で楽曲を作っていたそうです。


なんか聞いたことあるなと思ったら、幾原監督もセラムンRの映画の時に同じようなこと言ってたな、と。
バンダイさんに映画のお話をした時に相手が子供だから、っていういわゆる子供向けの作品を作るんじゃなく、大人として扱うんだというようなことを言ってたのをおもいだしました。

 

それでセラムンRの映画もok出たらしいんですよね。

 

小坂先生はバンミュが終わるまではずっとピアノをひくお仕事はしてなくて、ずっと作曲家だったみたいです。でもバンミュが終わったとたんピアノを弾くお仕事に戻り、もうセーラームーンとは疎遠になっていたころ、20周年記念でまたセーラームーンのお仕事のお話が入ってきたようです。やっぱりご縁ですね。

 

最後は伝説生誕で全員歌唱。


一回暗転、アンコールでピアノソロの月虹と出演者全員でラソル。
ラソルはBメロのところで小坂先生も歌唱してました〜。


浴びてわたしは〜からラストまでは振りつき、各キャラの決めポーズで最後はいつもの集合ポーズ。うう…懐かしい…!

 

後方支援のわたしの視界にふいに飛び込んできたんですが、左端に座ってた男性、ラソルがかかった途端勢いあまって立ち上がってスタッフに座らされてたっぽいんですけど幻覚だったかな??

 

動員数については多分、ファン感とか何かしらでも既出の話題ではあるんだろうけど、バンミュは一回限りのキャストとかも含めてキャストが全部で200人超え、動員がなんと46万人。

 

さすが全国各地で公演してただけあります。46万人。


わたしも1/46万人の観客として記録に残していただけて嬉しいです。

 

 

最初、チケットを1日しか取れなかった時はもうほんとにほんとにきいいいいいいいいいいいいいいってなってたんですけどね、当日にプレゼント用意したりとかお手紙書いてたらそんなことすっかり忘れていました。

 

もちろん1回だけでもチケット取れただけマシかって思ってたんですけど、プレゼントBOXに入れるプレゼントを買いに行った時点で、なぜか参加前なのに満足していまして。

 

当時を振り返ったところ、セラミュに行く時はプレゼントを用意して、お手紙書いて、当日の洋服をあれじゃないこれじゃないって前日まで悩んで、しまいには選んだ服にお昼ごはんこぼして怒られて、慌てて着替えて出かけるものの、しっかり当日楽しんで、帰りにアンケート書いて、帰ってからは前回のビデオを再生してCD聞いて…とセラミュにどっぷりだったんです。

 

しかも、1公演しか見られなくてもものすごく楽しんでいたというのに大人になったら、こんな!!!!1回しか見れない!!!!ってなってしまうのは恐ろしいなと。

 

なので今回、逆にわたしが一公演しか当たらなかった分、バンミュ世代なのに当時は観劇できなかった人が一人でも多く参加できてたなら、良かったなと思います。

 

それもこれも動いてる早苗を見ることができたおかげです。

 

早苗参加してくれてありがとう。小坂先生ありがとう。

ほんとにほんとに幸せでした。

 

余談ですが、松本珠未さんは押井守がやってるパトレイバーで一曲歌ってるんで、みなさん良かったら松本珠未さんが出てる回の押井版パトレイバーみてください。変わらずいい声してます。