ラブハーレ❤

セラオタヅカライフ

舞台 鬼滅の刃絆〜キメステ2021 観劇してきたよ【感想】

銀河劇場の方が払い戻しになってしまったので立川で観てきました。感想は一言で言うなら、

 

ラストの無限列車の演出ずるいな!!!!
次やるなら行くしかないじゃん!!です!

 

パワハラ会議が終わって、あ〜終わりか〜、これで挨拶して整列退場か〜と思っていたら、まだ終わりじゃなかった。

 

映画と同様、無限列車の映像と照明で、お?と思ったらあれよあれよという間に、

炎がぶわああああって出てきて、うわあああああ無限列車ああああああああ!!!!!!ってなってたら、しれっときょうじゅろ出てくるんですよ。

 

おいしいところだけつまんで作った無限列車編の回想みたいで最高だった。ずるい!

 

次の舞台の宣伝ではこのシーン使うんでしょ?

 

A席8800円???立川で1万円?って不満も全部まとめて引き受けてくれる無限列車編のおいしい演出にもうただただ感嘆のため息しか出ませんわ。はぁ。

 

でも立川は遠いからもうやめてほしいなと思いました。

 

銀河劇場一択だったんです。だったんですけどね、休演になってしまったのでしぶしぶ立川のチケット買いましたよ。

 

立川ステージガーデンといえば2020年にオープンした新感覚マルチパーパスシアターですよ!

 

立川…遠いな……って思って座席表見るじゃないですか。

だれが見ても、あかん…これは…だめなやつ……。

 

さいたまスーパーアリーナのスタジアムモードの2,3,4レベル正面 or 国立代々木第一体育館の正面座席と見え方がほぼ同じ。

 

1F席はなんと稼働型

 

あ〜稼働型…!日頃は収納されている!

つまり、座席がかたいうえに段差がない

 

それだけかと思いきや、舞台正面に対して2,3階席の正面が縦長である。武道館や仙台サンプラザのような扇型でもない。舞台正面が遠い。

 

これは観劇のメリットがないので銀河劇場一択だな〜とチケットをとったところ、一般発売の時点で予想通り、立川はご用意たくさん!!

 

ですよね〜…どう考えても見づらいよねぇ…。

 

結局、1階と3階で観劇しましたが2、3階の座席は最近の新しい映画館のように背中にクッションあるんですよ。1階はないけど。空調は別として2、3階前方ならまぁ、許容範囲。

 

冨岡義勇が本物だった

 

動く冨岡が見たいと思ってチケットを買ったけど、よくよく考えたらぎゆさんそんなに出番ないじゃんね!!!!????ね!!??

 

ぎゆさんに限らず柱みんなそうなんですけどね。

 

でも柱合会議の冨岡義勇素敵だったから観に行って良かった。俯いたり伏せ目がちだったりなんかまた下向いたりっていうこの地味な芝居がぎゆさんじゃん♡って思いました。かわいい…!!

 

一番よかったのは刀を挿してる側の羽織りの細かな動きですね!刀にかかっていたり歩く時なんかにさりげなーく袖をさばくのですが、それがほどほどでいちいちかっこいい。

 

わたしはこの羽織りの袖さばきを観にきたのか?と思うほどに堪能しました。

 

立ってもぎゆさん、歩いてもぎゆさん、袖をさばいてもぎゆさん、ということで、動く冨岡義勇最高でした。

 

もう一点すごく好きだなと思ったのは立ってる時の足幅と姿勢。

 

足幅は広すぎず狭すぎず、凛とした佇まい。

ほんといいもの見せてもらいましたありがとうございます。

伊之助を縄でぐるぐる巻くシーンもかわいかった…♡

 

私はセラミュくらいしか2.5って見ないので界隈の事情はよくわかりませんが、前作をhuluで見た時になんか身体能力の高そうな動きしてる人だな?と思ってプロフィールを見たらほんとに身体能力高い人だったので1回見てみるか〜と思ったんですよね。

 

いつもは刀剣乱舞に出てるんですね。友達がいつも見に行ってるようなんですが、キャラの話じゃなくて舞台上の芝居とかアクションとか殺陣とかそういう話をしてほしかったよ。

 

それで、ついでに刀剣乱舞に出ている画像もさらっと漁って見たのですが、昔の真風とちょっと似てる画像が出てきて一方的に親近感が湧きました。

 

 

門山葉子の胡蝶しのぶ

 

ぎゆさんと同じくらい楽しみだったのが門山葉子!!

レビュスタで青嵐総合芸術院に奏音ちゃんと一緒に出ていたのです。

 

みんなダンスも歌もビジュアルも最高だったけどさらに振り分けるなら、

異次元の存在感で圧倒する七木奏音、ダンスの佃井皆美、歌の門山葉子、ってもうバランスが見事でした。

 

そんなわけですっごく楽しみだった門山葉子ちゃんですが、かわいかった〜!!!!

歌はもちろんだけどセリフも聞きやすい。なにより、キャラクターの模倣でないところが最高です。

 

屋根のシーンのソロはあそこだけ別売りのCDの販売ページを探しました。まぁ、ありませんでしたけど!

 

アニメならではのトーンが変わらないしのぶのセリフも、キャラクターを残しながらも一遍調子にならず感情を滲ませつつ、それを隠して歌のシーンにしっかり乗せてくるところは見事でした!

 

あまりに可愛いので2回目はずっとオペラを覗いてましたが、ちょっと首を傾げる動きとか目線とか、いちいち可愛い。

わたしも治療されたい。

 

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無惨様最高

 

本編はオープニングで各キャラ紹介、無惨様の登場の圧とオーラで思わず拍手しそうになる。エンディングも無残様のオーラに拍手しそうになりました。

 

帽子被って高いところから出てくる上に振り向きですよ。既視感めっちゃある。宝塚以外の舞台を見に行く時はよくわからないので、ちょっと気をつけてるんですけどあの圧を感じたら手も動いてしまいそうになります。

 

無惨様の舞台歴は長いご様子で、お芝居の安定感以上に存在感が最高でした。あ、一番ガン見してたのはお着物の襟を抜いたところと無限城で歩き回る時の裾捌きです。

 

よくよく考えたら、無惨様って最初と回想と最後にしか出てこないのに、一番印象残ってます。演出効果ももちろんあるけど、凄かった。

 

無限列車編で出てこないの残念。無惨様が見たいから外伝で継国兄弟との話やってほしい。

 

1本物だと時間余っちゃうから継国兄弟の昔話と無惨様の話で前半、煉獄外伝で後半っていう二本立てで。

 

たんじろう

炭治郎は、善逸といのすけといるとなんか浮いてる感じがするのに他のキャストと絡むと違和感ないのなんでだろ?って前作の映像見て思ったんですけど、いのすけと善逸がアニメっぽいからなのかな。

いのすけは被り物なので別として、善逸はアニメっぽいですね。


真ん中で歌って全然違和感ないのになんで???って見てる間も不思議だったのだけど、腑に落ちました。

 

それにしても、すごい運動量!!演出変更してこんなに動くの?トップ男役か?ってくらい出ずっぱり。ずっと動いてるしこれは油断すると脱水症状も否めない。

 

トップ男役ってこんなことずっとやってんのか…就任したら痩せるのも当然か…と客観的に見ることができて、今後宝塚にいくときはまた違った気分で見られそうです。

 

セリフ多いしいつ休憩するの?ってくらい出ずっぱりで、ゆっくりしてるのって柱合会議で捕まってる時くらいかな。

 

あの衣装着てなたぐも山で戦闘して柱合会議でちょっと休憩して、その後の機能回復訓練でまたずっとセンターで歌って踊って、終幕。ほんと、最終日まで頑張ってくださってどうもありがとうございます、ってくらいハードでした。

 

 

柱と他キャラクター

 

柱合会議くらいしか出番もセリフもないため、これといってキャラクターらしいものは特に感じませんでした。ぎゆさんとしのぶ以外の各々の特徴が出るのって、この後じゃないですか。

 

煉獄さんは映画の直後だからキャスティング次第で本当に燃えそうですけど。

 

挨拶のあと、袖にはけていく時の歩き方だったり走り方は見た目で特徴の出しやすいキャラはその色が出るかな、って程度です。

 

煉獄さんは姿勢低くして走るとか、ぎゆさんはゆっくり地味に歩くとか。あ、軽やかに走り去るしのぶは素敵でした。

 

走り去る時のきょうじゅろの羽織りがひらひらするのは観劇しに来てよかった〜♡

 

ひめじまさんなんて会議だけならほぼ微動だにしないし、ほぼセリフのない伊黒とか、物語の終わりにならないと弟との関係性が見えない不死川は続編があっても続投するのかわからないくらい先の話だと思います。

 

アオイちゃんは下弦も兼ね役だったようですね。

出てきた時にあれ…?もしや?と思うくらいお声に特徴があります。お芝居は良かったです。お歌も舞台で聞けるクオリティだったので、しのぶ、アオイ、カナオ、と今回かまぼこと絡むメンツは歌える、という協力サポートメンバーでした!

 

娘役が好きなヅカオタなのでやっぱり女性キャストはすごく気になります。


2.5さっぱりなのでルイは有名?なキャストなんだろうか。と経歴見たら、テニミュの人なんですね。カテコの順番だとルイ→無惨様だったのでテニミュとかなんかその辺なのかなぁ〜くらいには思っていたのですが、テニミュでした。歌は舞台っぽくはないけどお上手でした。

 

ひめじま・うずいが大きいせいもあるのか、煉獄きょうじゅろ、なんか小さくない?真風とかちえとかたまきちが一人で立ってる時の方が大きく見える不思議。

 

脚本と構成

原作通りです。

これはクライアントのオーダー通り作った結果という風に解釈すればいいのだろうか…?と観劇しながら思いました。

 

眠くなるのでテコ入れしても良いんじゃないですかね…?

2.5って原作に忠実すぎるくらい忠実じゃないといけない縛りでもあるの?知らないけど。

 

大道具も背景もない、ストーリーも衣装も暗い、戦闘シーンも地味、という枠の中で、ほぼ照明だけで雰囲気を作るわけじゃないですか。

 

縲の戦闘シーンのアイテムはあやとりみたいなあの白いネットだけでした。

 

ここまで舞台映えしないアイテムも初めて見ました。1階前方じゃなかったら、あってもなくてもよくわからないです。

 

それで、マンガならあの順番で読めるけど、お芝居だと平坦なまま終わってしまうのでストーリーに抑揚がないんですよね。

 

感情の移入もないし盛り上がりもない。一幕の終わりでやっと柱が出てくると、

 

あ〜〜〜!!やっと柱が出てきたけどこれ休憩入る前の演出〜!!!!!!

 

そして25分間の休憩に入ります。

 

なたぐもやま編は描写ではなく説明で展開されているのでその通りといえばその通りですが、あえて舞台化しているのであれば、立ち回りや芝居でできることって沢山あるので勿体ないなと感じました。

 

欲を言えば、演出家色を押し出して作品に引き込むような脚本が見たかったです。

 

音楽

役者の歌唱力に依存するのでもう少し歌いやすくて歌唱に配慮した楽曲提供はされないのかな、という印象。

 

歌詞もメロディーも盛り上がりに欠けてプレーンな感じがするのでもう少しこう、胸を打たせてくれ!!って思うのは宝塚の見過ぎかなって思ったんですけど、全体的に平たい。

 

まとめ

無残戦のお薬をつくるシーンで、みみちゃんの珠世と葉子ちゃんのしのぶが歌うのは最高だなと思いました!(未来の話)

 

 

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