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セラオタヅカライフ

キメステ【舞台鬼滅の刃2022 無限夢列車】感想 ネタバレあり 9/11夜 TDCホール

キメステ観劇してきました〜!千寿郎がかわいい!

 

 

 

オープニングの並びが最高

 

下手に父上
センターは兄上
上手に千寿郎
千寿郎の少し斜め後ろに母上

 

これから煉獄家の物語が始まるよ…!!!!!!

 

といった様子で、オープニングから期待値をガンガン上げてきます。

ドキドキしすぎて可笑しくなってしまいました。


母上は若干フレームアウト気味なので、
実質父上、兄上、千寿郎が視界に入ってくる感じです。

 

初日は基本的に観劇しないので、二日目の夜公演です。

今日は第二バル前方中央。

 

見やすい〜!演出全部見える!!!

キメステは、映像演出ありきなので初回は可能な限り全部見たい。


会場に入ってすぐ、真正面に無限列車がありました。

開演前の駅舎の雑踏音もいい感じに雰囲気が出てます。


去年のラストでは映像演出のみでしたが、汽車のお顔の部分はやっぱり用意されましたね〜、よかった!

 

お歌は誰が担当するのか


初演は舞羽海美、昨年は門山葉子。

肝腎要の無惨様は出演がない。

 

となると、お歌の担当は魘夢しかいないので、彼が歌います。

 

汽車の窓から顔をあちこち覗かせて説明するシーンは、TDCにいるのを忘れますね!

東宝っぽい、可愛い。

 

音のふらつきなどを気にせず聞けるので、のんびり観劇。

ずっと気になっていた、触手の造形。

 

全部映像なのかな〜、いや、そんなはずはないよな〜っと思っていたところ、

あ…!なるほど!というデザインでした。

まぁまぁそれなりに気持ち悪いです!よかった!

 

 

煉獄家

 

煉獄さん

ちょっと…物足りない…のは、…幕開き二日目だから…かなぁ…。

父上と千寿郎といる時は煉獄杏寿郎さんなんですよ。

 

兄弟の縁側のシーンなんて、兄上〜!!って両手をあわせて拝んでしまうほどの「兄上」だし、父上が涙するシーンも、凛としていて素敵でした。

 

「行ってまいります、父上」の、「す」と「父上」の間の一拍と、「父上」の発音が、本当に父上を信じて待っている煉獄さんのお声でね…。

 

父上より先にお客が泣き出してしまいます。

 

大楽では、このセリフだけでも涙腺崩壊するでしょう。

言葉にならないほど、それはそれは素敵な兄上です。

 

 

気になったのは猗窩座と対面した時ですね。

 

隠しても隠しきれない滲み出る鈍く光る熱さとか、全部燃やしてしまうほどの感情の大きさとか、そういうのをもっと見せてほしいです。

 

兄上の存在感は、もっとあっていいと思うんですよ。

無限列車編ってW主演のようなものなのに、色がワントーン薄いくらいの、存在感の弱さが気になる…。重心重めで、どっしりした感じが見たい。

 

千寿郎

千寿郎かわいすぎない?めっちゃ可愛いね??

歩いても可愛い喋っても可愛いオープニングの振り付けもかわいい全部かわいい!
ついでにプログラムのコメントもかわいい!

すごい可愛くて、お喋りしてても少年だし、お辞儀をすれば一休さんなの可愛い。

 

夢のシーンは言葉にならないほど仕上がっていましたが、最終日にはもっと良くなっているのではないでしょうか。自然でいいね。

 

可愛いのに、芯の強い男の子でほんとうにありがとうございます、残りのチケット分も拝み倒します。

 

特に、父上の後ろで障子を閉めるシーンなんて、「煉獄家の次男」として、しっかりしている千寿郎!!というのが見られて、文字通り目が釘付け。

 

千寿郎のお気に入りポイントは、炭治郎とお話している時の膝の上の握り拳です。

可愛い。すごい可愛い。

 

カテコで兄上の方を見ているのに、兄上が正面しか見てないのもいい。

でも一瞬でいいから千寿郎の方見てくれないかな〜。

 

 

父上

 

父上〜!!!!!待ってました父上!!


父上の酒乱クズっぷりが素晴らしかった。


炭治郎を殴っている時の、あ、ちょっ…や、やめて…!と、言いたくなるはらはら感!!

「うっ……!」っとなるほど、どうしようもなく堕ちた人である様子が見られて非常によかったです。

 

炭治郎は上背あるから、父上と並んでも負けそうな感じが全くしないのに、しないのに!というのがポイントです。

 

猗窩座に勝てそうにない

猗窩座戦のさ、冒頭から勝てそうにない雰囲気なのはちょっと、もう少しテコ入れしてほしい。

これじゃ勝てないじゃん!ちょっと待ってやり直し!って、戦闘始まった瞬間思ったんですよ。

 

なんかもう冒頭から猗窩座が強すぎて、負けるの確定してるわけです。

最初から終始押され気味。


勝てそうじゃない?え?どうなの?あ!だめだめはやく猗窩座帰って太陽のぼって!!!っていう焦燥感が足りないです。

 

石田が猗窩座か〜!!うまくやれたとして、かろうじて相打ち?っていう、期待感がほしい。

 

 

 

奥義の演出

どんなすごいのが来るのかと、期待して背景見て待っていたのに……ない!!!!!!!

一瞬寝てたのかな…そんなはずはないんだけど…。

 

 

おさげのバイトリーダー

 

バイトリーダーの存在感が薄いです。

結核だかなんだか云々!!っていうほどなので、この時点でメンタル結構キテる人じゃないですか。

他人の精神を破壊させてまで、一体何を望んでいるんだ?っていう印象は弱いです。
まぁ、そういうポジションなんだな、くらい。

映画を見ずに観劇していたら恐らく気になっていないです。

 

 

演出全体の話

 

ぜんいつといのすけの夢

色使いが、パチンコとかスロットでフィーバーしてる感じで楽しい。

夢の中です!!!!たのしいです!!!!っていうのが、見ているだけでよくわかります。

見ているこっちも楽しいです!

 

今回は舞台の高さがないので全体的に平たいんですよね。

上下の視線移動もほとんどありません。それが残念。

 

列車内の演出は、小劇場っぽいです。登場人物も少ないし、前回と比べて奥行きや高さをあまり使わないので視覚的に飽きさせない工夫はこのへんですね。

 

舞台上が忙しい


夢の中の説明やらなんやらをしていると、

夢の中→列車の中→夢の中→列車の中と交互になります。

 

そんなわけで、バイトリーダーと兄上がさっきセンターにいたのに次は下手、またセンター、次どこ????と、いった具合に若干忙しめです。


炭治郎との「集中!」は舞台中央で予想通り。


猗窩座の術式展開は一人で舞台センターなんですが、去年の坂があったら舞台後方で展開、一瞬で暗幕と映像、その間に炭治郎は移動、という演出も見たかったです。

 

会場関係

冷房効きすぎTDCホール

奥へ進むほどひんやりとしてきて、これはもしや…と思ったところ、去年の立川と同じくらい冷房が効いていました。高さがない分、まだマシだった模様。

夏は要ブランケットと靴下です。

 

幕間はないがトイレは封鎖

10月にどうなっているかはわかりませんが、公演終了後にトイレが使用できなくなっています。

観劇される方はお気をつけください。

 

アラーム野郎と遭遇

そういえば、アリーナでiPhoneのアラームが鳴っていた話。

3回?4回くらいスヌーズしていました。

 

関係者席とのことなので、とんでもねえ失礼な野郎だな?と思ったのですが、

着信とアラーム被害はガラケー時代からずっとあるので…。

 

入り口にスマホ専用預け入れロッカーを設けるとか、入場時に電源オフにしないと入れないとか、そういった規制をかけるまでは永遠に続きそうです。

 

個人的には、あの時間、あの人はアラームをかけていつも何してんだろ…って私生活が気になったところですね。

 

恐らく19時くらいに一回目が鳴って、そこからスヌーズしていました。

日曜の19時だよ、何があるのか逆に知りたい。

Eテレでやってるラブライブの二期でも見てるのかな・・・

 

感想

本当に本当に、チケット買っておいてよかったです。

二回目の観劇が待ち遠しい!

 

幕開き2日目の仕上がりでこのクオリティなら不満もないし、半分くらい進んだ頃には、もっとよくなるのが見られるのか〜!という期待しかないです。

 

休憩挟んでもよかったんじゃないか……と思う面と、じゃあどこで休憩挟むんだ?っていう鬩ぎ合いがあります。

 

炭治郎が夢からさめて、「前へ…!」で、CMのごとく休憩を挟むのも悪くなかったように感じます。そこしか入れるところもないですし。

 

仮に休憩を挟めば、劇場版追加演出の列車内での昇り炎天と、玖ノ型の派手目な演出も可能だったのではないでしょうか。

 

それから、舞台本編とは関係ないんですが、「ミュージカルで突然歌い出すのが苦手な層」というのが初めてわかりました。

 

キメステはお歌はあるけど、ミュージカルではないじゃないですか。多分。

歌が入ったところで、何度か気になるところがあったんです。

 

これは、歌っている人の歌唱力と表現力の問題もあると思うのですが、改めて芝居の中で歌う、ということと、その楽曲や歌詞の馴染み方、挿入箇所の大切さを実感しました。

 

個人的に、猗窩座の歌はない方がテンポがいいと思ってます。

 

まだ迷っている方は、第一バル、第二バルなら見切れ真横の席でなければそこそこ見えるので、ぜひ観劇を!